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イオンモール みずほグループなどと再生可能エネルギー調達で提携

イオンモールの「低圧・分散型太陽光発電設備」と「ソーラーシアリング」
低圧・分散型太陽光発電設備とソーラーシェアリング

 イオンモール(千葉県)は8月23日、みずほ銀行、みずほ証券、みずほリース(東京都:以下、みずほグループ)とエコスタイル(大阪)、彩の榊(東京都)との間で再生可能エネルギー調達プロジェクトの基本合意をした。

 このプロジェクトは、国内最大のオフサイトコーポレートPPAの第2弾として、2023 年秋より順次運転を開始する全国約650店舗の低圧太陽光発電所(合計約55MW)の電力を複数のイオンモールへ供給するもの。これにより、2022 年に稼働の発電所と合わせ約 1,390か所、約 120MW 規模の再生可能エネルギーをイオンモール50施設へ供給する。

 また、耕作放棄地を有効活用した営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)も新たに導入予定となっている。これは、ソーラーパネルの下で榊(さかき)を栽培することで、国内榊市場における国産榊の普及を支援する。

 今回の提携において、イオンモールは発電事業者の位置づけとなり、みずほグループはファイナンスアレンジやリスクマネーの供給、エコスタイルは発電所の設置から運用サポート、彩の榊は営農事業者としてそれぞれの役割を担っていくという。