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保育園給食に「ミールキット」=シダックスと協業し本格化―オイシックス

オイシックスとシダックスのロゴ
(画像はプレスリリースより)

 食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地は26日、シダックスとの協業により、給食事業を本格化する方針を発表した。2023年3月期に14億円だった保育園や幼稚園向けの給食事業の売上高を、4年後までに100億円に引き上げる計画だ。

 オイシックスによると、保育園での給食の提供は、献立を考える管理栄養士や、調理する職員の負担が大きい。オイシックスが強みを持つ、下ごしらえ済みの食材が届く「ミールキット」を使えば、職員の負担軽減につながると判断した。 

 8月にシダックスが給食事業を受託する千葉県内の保育園で、ミールキットの提供を開始。シダックスは調理などを担う。オイシックスはこうした食材提供を「今後の(給食事業の)モデルケースにしたい」(幹部)としている。

 オイシックスは昨年10月にシダックスへのTOB(株式公開買い付け)が成立、同社株の約28%を保有する大株主となった。