GDP、年0.1%増に下方修正=昨年10~12月期改定値―内閣府
内閣府が9日発表した2022年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.0%増、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算で0.1%増となった。2月に発表した速報値(前期比0.2%増、年率0.6%増)から下方修正された。プラス成長は2四半期ぶり。
◇22年10~12月期のGDP改定値
◇実質成長率 0.0( 0.2) 年率換算 0.1( 0.6)
◇寄与度 内需 ▲ 0.3(▲ 0.2)
外需 0.4( 0.3)
◇主要項目
個人消費 0.3( 0.5)
住宅投資 ▲ 0.0(▲ 0.1)
設備投資 ▲ 0.5(▲ 0.5)
民間在庫 ▲ 0.5(▲ 0.5)
公共投資 ▲ 0.3(▲ 0.5)
輸出 1.5( 1.4)
輸入 ▲ 0.4(▲ 0.4)
◇名目成長率 1.2( 1.3) 年率換算 4.7( 5.2)
(注)カッコ内は速報値。数値は前期比伸び率%、寄与度は%。民間在庫は成長率への寄与度。▲はマイナス