12月の英物価、10.5%上昇=2カ月連続鈍化も高水準
【ロンドン時事】英国民統計局が18日発表した2022年12月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比10.5%上昇した。伸び率は2カ月連続で鈍化したが、依然として2桁台の高水準が続いている。
食品・非アルコール飲料の伸び率は16.8%と、1977年9月以来の大きさだった。住宅・水道光熱費(26.6%)も高止まりしたほか、レストラン・ホテル(11.3%)などサービス価格の値上がりが目立った。
変動の激しい食品やエネルギーなどを除いたコア指数は6.3%上昇と、伸び率は前月から横ばいだった。