成長率を上方修正＝２１年、８．４％に―中国
【北京時事】中国国家統計局は２７日、２０２１年の経済成長率を８．１％から８．４％へ上方修正した。製造業や交通運輸関係、宿泊関連などが引き上げられた。
一方、来月にも公表される２２年の成長率は、厳格な新型コロナウイルス対策に伴う生産や消費の低迷が響き、２～３％台にとどまるとみられている。政府が目標に掲げる「５．５％前後」は達成できない見通しだ。
当局は１２月に入り、コロナ対策を一気に緩和。中国社会科学院は、２３年の成長率が５．１％程度になると予想している。