「無印良品」の一部商品値上げ、大型家具やプラスチック収納など 平均25%
良品計画は12月26日、「無印良品」の一部商品を2023年1月13日と2月3日に値上げすると発表した。中型・大型商品の配送料金についても2月3日から引き上げる。原材料価格や物流費の高騰を吸収しきれず、価格に転嫁する。
値上げ対象商品は23年春夏商品全体の約2割で、値上げ率は平均で約25%。1月13日から大型家具、プラスチック収納、布団カバー、食品など、2月3日から生活雑貨の小物商品などを値上げする。
1月13日からポリプロピレン収納ケース(引出式・横ワイド・大)は税込2290円(現行価格1790円)、タオル(バイル織りその次がある薄手スモールバスタオル)は990円(同790円)、脚付マットレス(高密度ポケットコイル シングル)は3万2900円(同2万7900円)になる。また、2月3日にはポリプロピレンファイルボックス(スタンダードタイプ A4用 ホワイトグレー)を590円(同390円)に引き上げる。
また、配送料金については中型商品が現行の2500円から3000円に、大型商品が3500円から4500円に引き上げられる。
値上げのタイミングに合わせて2月3日から、家具の月額定額サービスの対象商品を現行の35アイテムから72アイテムに増やす。契約期間は1〜4年の年単位となっているが、例えば、2月3日からの新価格が1万9900円の木製ベッドを4年契約した場合、月額料金は500円となる。契約期間満了後は買い取ってそのまま使うこともできる。返却された家具は、中古品として再販売する。