小売業販売額、11月は前年比+1.4%、13カ月連続増=経産省

2018/12/31 09:00
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小売業販売額、11月は前年比+1.4%、13カ月連続増=経産省
12月28日、経済産業省が発表した11月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比1.4%増の12兆1280億円となり、13カ月連続の増加となった。都内のスーパーマーケットで2016年2月撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)

 

[東京 28日 ロイター] – 経済産業省が28日に発表した11月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比1.4%増の12兆1280億円となり、13カ月連続の増加となった。石油価格の上昇やドラッグストアでの食品販売などが寄与した。季調済み前月比は1.0%減少したが、「緩やかに持ち直している」との基調判断を据え置いた。

 

 業種別では燃料小売業が前年比8.1%と大幅に増加したほか、自動車小売業が新型車効果により同5.3%増えた。ドラッグストアなど医薬品・化粧品小売業も4.6%増えた。

 

 一方、衣服・身の回り品小売業は0.4%減少した。例年より気温が高く冬物衣料の販売が鈍かった。

 

 11月の百貨店販売額は前年比2.3%減、スーパーは同1.4%減、コンビニエンスストアは同2.0%増、家電大型専門店は同1.6%減、ドラッグストアは同4.9%増だった。ドラッグストアは食品販売増が寄与した。

(竹本能文)

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