フジ(愛媛県松山市)は2021年2月期に連結営業利益100億円、経常利益120億円を目指す中期経営計画をスタートさせた。売上高に当たる営業収益は3330億円を見込む。
同社が発表した18年2月期の連結業績は、営業収益が前期比0.2%減の3166億円、営業利益は0.5%増の72億円だった。今後3年で新規出店や既存店の建て替え・改装などに合計で293億円を投資、営業収益を5%、営業利益を38%伸ばす計画だ。
新規出店は引き続き松山・広島両都市圏を中心としながら、中四国地方の県庁所在地周辺などで開発を行う。
19年2月期については、今治市に「フジ波止浜店」(愛媛県今治市、店舗面積2018平方メートル)を新設するほか、既存店の建て替えで「フジ宇和島店」(同宇和島市、2727平方メートル)を開業、子会社のフジマート四国が「スーパーABC上一万店」(松山市、703平方メートル)を建て替え開業する。