【米ウォルマート】生鮮を含む食品宅配を100都市以上に拡大、18年中に

2018/03/16 10:00
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 米ウォルマートは3月14日、食品宅配サービス「オンライン・グロサリー・デリバリー」を2018年中に全米100都市以上に広げると発表した。インターネット通販サイト「Walmart.com」や専用アプリで注文を受けた商品を店頭でピックアップし、顧客の自宅まで届ける。現在は6都市で同サービスを展開しているが、対象都市を広げて全世帯の40%以上をカバーする。

 

 生鮮を含む食品のほか、加工食品、日用品などを注文できる。注文を受けた商品は、約3週間の研修を受けた「パーソナル・ショッパー」と呼ばれるスタッフが、店頭在庫からピックアップし、顧客の自宅に届ける。パーソナルショッパーは約1万8000人いるが、今年中に数千人増やす。ウーバーテクノロジーズやデリヴなどが展開するクラウドソーシング型の買い物代行サービスとも連携する。

 

 配送料金は9.95ドルで、最低注文金額は30ドル。最短で注文当日に商品を届ける。

 

 オンラインで注文した商品をウォルマートの店頭で受け取る「オンライン・グロサリー・ピックアップ」の対応店舗も、現在の約1200店舗から年内に1000店舗以上増やす計画だ。

 

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