【アダストリア】18年2月期の営業利益は66.5%減に、予想を下方修正

2018/01/29 10:00
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 「グローバルワーク」「ローリーズファーム」などのブランドを展開するアパレル製造小売りのアダストリアは1月24日、2018年2月期の連結業績予想を下方修正した。

 

 売上高は前期比9.5%増の2230億円、営業利益は66.5%減の50億円となりそうだ。従来予想からそれぞれ75億円、85億円の引き下げとなる。「ニコアンド」など一部ブランドは好調に推移しているが、若者向けカジュアル市場全体の低迷もあり、売り上げが伸び悩む。在庫消化のための値下げが増えたことで利益率が悪化、また商品の納期を短縮したことが原価率上昇につながった。香港・中国など海外事業も不振だった。

 

 システム関連資産の除却損や在庫評価引当金などを計上することで、純利益は従来予想を66億円下回り、前期比62.0%減の44億円となる見通しだ。
 同社の既存店売上高は17年3?12月の累計で前年同期比0.3%減と低迷している。

 

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