JR東日本、大宮駅でAI無人レジなどの実証実験、ベンチャー3社と
JR東日本は11月20日、大宮駅(さいたま市)西口のイベントスペース「START UP_STATION」で人工知能(AI)を使った無人レジなどの実証実験を始めた。JR東日本がベンチャー企業と協業して、事業開発などを行う「JR東日本スタートアッププログラム」でパートナーとして選ばれたベンチャー企業のうち、3社と共同で行う。期間は11月26日まで(バカンのみ2018年1月末まで)。
実証実験には、AI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を開発したサインポスト(東京都中央区)、腰痛対策のトレーニングプログラムをインターネット経由で提供するバックテック(京都市)、レストランの混雑状況をデジタルサイネージに表示するサービスを展開するバカン(同千代田区)が参加する。
スーパーワンダーレジは深層学習の技術を応用、レジに置かれた商品の特徴を画像分析し、商品コードと照合したうえで、商品の合計額を算出する。支払いは「Suica」など交通系電子マネーで行う。レジの待ち時間を解消する技術として期待される。