セブン&アイ・ホールディングスは5月11日、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングに「そごう神戸店」(神戸市)と「西武高槻店」(大阪府高槻市)の2店舗を譲渡することで基本合意した。
関西エリアの店舗を切り離すことで、傘下のそごう・西武の経営効率向上を目指す。セブン&アイは2016年10月にH2Oと資本業務提携することで合意し、上記2店舗に加えて「そごう西神店」(神戸市)も譲渡する予定だったが、同店の譲渡については合意に至らなかったようだ。
10月1日付けでそごう神戸店と西武高槻店の事業と不動産をH2Oに引き渡す。
セブン&アイは、H2Oグループのポイントプログラム「Sポイント」をセブン-イレブン・ジャパンの関西圏の店舗で利用可能にする方針で、2018年のサービス開始を目指している。