【すかいらーく】今後3年で450店舗を出店、新ブランドで攻める

2017/02/13 00:00
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 すかいらーくは2017?19年の3年で計約450店舗を新規出店する。14?16年の3年間の出店数は計144店舗だったが、新ブランド開発などで出店余地が広がったと見て、約3倍に増やす。

 

 2016年末で147店舗のしゃぶしゃぶ「しゃぶ葉」を19年末に200?300店舗に、62店舗の焼き肉の「じゅうじゅうカルビ」を100?200店舗に、3店舗のとんかつ・から揚げ専門店「とんから亭」を100?200店舗にそれぞれ増やすなど、近年開発した新ブランドの店舗数を合計で約400?800店舗に拡大する(既存ブランドからの転換を含む)。

 

 すかいらーくは2011年に米投資ファンド傘下に入り、事業の立て直しを進めてきた。構造改革の成果で収益が改善し、14年には8年ぶりに株式を再上場。その後も着実に利益を伸ばしており、出店拡大によって成長を加速させる。

 

 同社が発表した16年12月期の連結業績(国際会計基準)は、売上高に当たる売上収益が前期比1.0%増の3545億円、営業利益が12.4%増の312億円と過去最高益を更新した。既存店売上高は0.1%の微減だったが、物流費など37億円のコスト削減効果で2ケタ増益につなげた。

 

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