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【いなげや】4~12月期の営業利益は65%減、スーパーマーケット事業は赤字

 食品スーパーのいなげやが発表した2016年4?12月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比1.0%増の1972億円、営業利益は65.2%減の7億5600万円だった。

 青果の相場が高騰する一方で消費者の節約志向に対応するため価格を抑えたことなどで粗利益率が0.3ポイント低下。採用難に伴うパートタイマーの時給アップや派遣労働者増加による人件費アップなどで経費が2.7%増え、大幅な営業減益となった。

 事業セグメント別では、主力のスーパーマーケット事業の既存店売上高が1.4%減少、営業損益は400万円の赤字(前年同期は13億5900万円の黒字)だった。ドラッグストア事業も既存店売上高が0.3%減少し、営業利益は22.2%減の6億1800万円となった。

 17年3月期通期の連結業績は従来通り、売上高が前期比1.0%増の2600億円、営業利益は29.2%減の23億5000万円を見込む。