【アサヒビール】キリンビールとの共同配送スタート、貨物鉄道で輸送

2017/01/23 00:00
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 アサヒビールとキリンビールは1月19日、貨物列車を使った共同輸送事業をスタートさせた。関西にある両社の工場から鉄道コンテナを利用して、金沢市まで輸送する。

 

 両社は昨年7月に共同輸送に取り組むことを発表していた。金沢市には日本通運が運営する共同配送センターを開設、鉄道駅からセンターまで、センターから卸まではトラックで運ぶ。

 

 鉄道輸送への切り替えで両社合わせて年間1万台相当の長距離トラック輸送を減らすことができ、1年で約2700トンの二酸化炭素排出量を削減できる見込み。今年秋には富山県でも共同配送を始める予定だ。

 

 両社の共同輸送は、国土交通省が物流分野での労働力不足への対応や環境負荷低減のために進める「総合効率化計画事業」に認定されている。

 

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