小田急、駅・駐輪場に宅配便ロッカー設置、来年2月までに9ヵ所
小田急電鉄は2017年2月までに沿線の駅や駐輪場など9ヵ所に宅配便の受け取りロッカーを設置する。第1号として成城学園前駅(東京都世田谷区)の構内に設置し、12月21日からサービスを始めた。
設置するのはヤマト運輸とネオポスト・シッピング社の合弁会社であるパックシティ・ジャパン(東京都千代田区)が提供している宅配ロッカー「PUDOステーション」。サービス開始当初はヤマト運輸の個人会員「クロネコメンバーズ」を対象とする。
PUDOステーションは京浜急行電鉄も沿線の5駅に設置、12月15日からサービスを始めている。また、東京急行電鉄は同8日から田園都市線たまプラーザ駅(横浜市青葉区)周辺のグループ各施設6ヵ所に東急ストアのネットスーパーで注文した商品を受け取ることができる冷蔵ロッカーを設置するなど、鉄道会社が受け取り用ロッカーを設置する動きが広がっている。