大手百貨店5月の売上高は4社そろってマイナス

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 大手百貨店4社が発表した5月の売上高(既存店ベース、速報値)は、そろって前年同月比マイナスとなった。4社ともマイナスとなるのはこれで3ヵ月連続。土曜日が前年より1日少なかったことが響いたほか、インバウンド(訪日外国人)向けの免税品売上げの失速が影響した。

 三越伊勢丹ホールディングスはグループ百貨店合計で前年同月比3.5%減、三越伊勢丹単体で8.7%減と大きく落ち込んだ。都心の基幹3店舗がそろって前年割れとなり、中でも三越銀座店(13.0%減)の落ち込みが大きかった。

 そのほか、J.フロントリテイリングの百貨店事業は7.1%減、髙島屋は地方子会社を含めて1.7%減、エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の阪急阪神百貨店は1.7%減だった。

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