【アークス】 サンドラッグと合弁会社、ドラッグストア事業移管
食品スーパー大手のアークス(札幌市)は4月12日、ドラッグストア大手のサンドラッグ(東京都府中市)と合弁会社を設立する契約を交わした。
6月中をめどに新会社、サンドラッグエース(札幌市)を設立、サンドラッグが60%、アークスが40%を出資する。
アークス子会社のエルディ(同)とユニバース(青森県八戸市)が展開するドラッグストア事業を分割し、新会社に移管する。サンドラッグが持つノウハウを生かしてドラッグストア事業の拡大を目指すほか、食品スーパーとドラッグストアを一体化させた新業態開発を検討する。
アークス子会社のエルディはグループ店舗の清掃・警備・設備管理のほか、「ビッグドラッグ」の店名でのドラッグストア事業、カインズ(群馬県高崎市)のフランチャイジーとしてのホームセンターの運営などを行っている。また、ユニバースも子会社ドラッグ・ユーを通じてドラッグストア事業を展開する。
なお、アークスが同日発表した2016年2月期の連結業績は売上高が前期比6.7%増の5019億円、営業利益が13.5%増の144億円だった。