【モスフード】 新社長に中村常務、桜田社長は会長として海外を統括

2016/03/02 00:00
Pocket

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは2月29日、常務取締役の中村栄輔氏(57歳)が社長に昇格する人事を内定した。6月下旬に開催予定の株主総会後に就任する。

 

 創業者のおいで会長兼社長の桜田厚氏(64歳)は代表権のある会長として、海外事業を統括する。同社での社長交代は18年ぶり。

 

 中村氏は福岡県出身で、中央大学法学部卒業後、1988年にモスフードサービスに入社、法務部長、社長室長などを経て2005年執行役員営業企画本部長、10年取締役執行役員開発本部長、14年常務取締役執行役員に就き、現在は総合企画室やブランド戦略室、開発本部を管掌する。

 

 同社はあわせて16年度(17年3月期)を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表。18年度には売上高739億円、営業利益38億円を目指し、海外展開を強化する。同社の15年度の連結業績見込みは、売上高が533億円、営業利益が30億円となっている。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態