【ヤマダ電機】 一宮副社長が副会長兼CEO、新社長は桑野常務

2016/01/21 00:00
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 ヤマダ電機は1月19日、副社長兼COO(最高執行責任者)の一宮忠男氏(60歳)が4月1日付けで副会長兼CEO(最高経営責任者)に昇格する人事を発表した。社長兼CEOの山田昇氏(71歳)は会長兼取締役会議長となる。

 

 また、取締役兼執行役員常務の桑野光正氏(61歳)が社長兼COOに就任、山田氏、一宮氏、桑野氏の3人が代表権を持つ。

 

 業績回復や構造改革の方向にめどが立ったことから創業者の山田氏が業務執行を一宮氏と桑野氏に任せ、会長兼取締役会議長として経営を監督する。

 

 2008年6月に山田氏は一宮氏に社長の座をゆずり会長兼CEOとなったが、業績悪化を受けて13年6月に社長に復帰、一宮氏ほかの取締役全員が降格となった経緯がある。

 

 桑野氏はヤマダ電機がイトーヨーカ堂から買収したダイクマの出身で、ヤマダ電機入社後は研修施設「礎生塾」の塾長や総務本部長を務めてきた。

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