【大塚家具】　創業者の大塚勝久氏が筆頭株主外れる

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　大塚家具は11月18日、創業者で前会長の大塚勝久氏が同社の筆頭株主でなくなる見込みだと発表した。17日付けで提出された大量保有報告書で明らかになった。

　勝久氏は株式の売却を進めており、証券会社との売買委託契約が完了した時点で株式保有比率（議決権ベース）は18.88％から10.05％に下がり、第２位株主となる。代わって、10.21％を保有する大塚家の資産管理会社「ききょう企画」が筆頭株主となる。

　ききょう企画は大塚家具の大塚久美子社長の妹、大塚舞子氏が代表を務めている。勝久氏側と久美子氏側による委任状争奪戦となった今年の株主総会では久美子氏側を支持した。