ファミマ、3000店に電子看板設置を完了 広告配信商品の売上2割増
ファミリーマートは6月27日、店内でのデジタルサイネージ(電子看板)の設置が34都道府県の3000店舗で完了したことを明らかにした。2023年度中には設置可能な全店舗へのデジタルサイネージ設置を目指す。
設置した3000店には1週間で約1900万人が来店しており、広告メディアとしての価値が高まってきた。これまでに設置した店舗では、デジタルサイネージで広告を配信した商品の売上が平均して2割以上アップしたという。
デジタルサイネージでは商品広告だけでなく。ニュースやクイズ、ミュージックビデオなどさまざまなコンテンツを配信している。設置店舗にはデジタルサイネージ設置料が支払われるため、加盟店オーナーにとっては新たな収益源として期待が持てる。
店内に設置したデジタルサイネージの運営とコンテンツ配信などは、ファミリーマートと伊藤忠商事が合弁で設立したゲート・ワン(東京都港区)が担う。