【アップルペイ】小売店のポイントプログラムにも対応、今秋から

2015/06/11 00:00
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 米アップルは6月9日、モバイル決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」で小売店発行のクレジットカードやポイントプログラムにも対応すると発表した。

 

 アップルは2014年秋からiPhoneの近距離無線通信機能を使った決済サービスを米国で始めたが、小売店で利用してもポイントが貯まらないという不満の声が消費者から挙がっていた。そこで今秋リリースする新OS(基本ソフト)から対応できるようにする。

 

 利用者は現在貯まっているポイントと小売店発行のカードをiPhoneのアプリに追加しておけば、支払いの際に使えるようになる。ドラッグストア大手のウォルグリーンや百貨店チェーンのコールズの店舗で、アップルペイによる支払いでポイントが貯まるようになる。

 

 そのほか、外食チェーンのダンキンドーナツやパネラブレッド、スーパーマーケットのウェグマンズなどもポイントをアップルペイに移行できるようにする予定。

 

 アップルペイの利用可能店舗は昨秋のスタート時点で全米約20万店ほどだったが、7月には100万店以上に広がるという。

 

 アップル社はアップルペイの日本でのサービス開始について、具体的な計画を明らかにしていない。

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