ダイエーは６月20日、「ダイエー赤羽店」（東京都北区）を改装し、新業態「フードスタイルストア」の１号店としてオープンする。
ダイエーはフードスタイルストアを都市型の戦略業態と位置づけており、2014年11月に大規模改装した「ダイエーいちかわコルトンプラザ店」（千葉県市川市）で実験を続けてきた。
赤羽店では、１階を「都市型SM（スーパーマーケット）フロア」として食品を販売。生鮮食品や総菜は地域ナンバーワンの品揃えを目指すほか、買った商品をすぐに食べられるイートインコーナーを設ける。
２階は「フードスタイルフロア」とし、いちかわコルトンプラザ店で女性を中心に高い支持を得ているという「ボタニカルショップ」や「ジュースバー」を導入する。
ボタニカルショップでは「スーパーフード」「アレルゲンフリー」「オーガニック」「マクロビオティック」という４つのテーマに即した商品を取り扱う。
なお、３階では衣料品と生活用品を販売する。
ダイエーは今年９月と来年３月の２回に分けて北海道や九州、名古屋などの88店舗をイオングループ各社に移管することを決めており、今後は首都圏と関西を地盤に都市型のSMチェーンとして生き残りを図る。