イオンモールはショッピングセンター(SC)内に訪日外国人客向けの免税手続きを集中処理する「免税手続カウンター」を設置する。
従来はSC内の各店舗でそれぞれ免税手続きをする必要があり、外国人客にとっては不便で、店舗スタッフにも負担が大きかった。4月1日から消費税法の一部改正で免税手続きを代行することが可能となったため、同社が運営するSC内に設置することを決めた。
現在は関係省庁に申請手続きを行っている段階だが、まずは外国人客が多い「イオンモール成田」(千葉県成田市)と4月25日に開業する「イオンモール沖縄ライカム」(沖縄県北中城村)で順次、設置する。
全国のイオンモールに出店する専門店のうち、免税店舗数は2015年3月末で約540店、現在申請中を含めると690店舗を超えるという(核店舗である総合スーパーを除く)。