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フジ、17年度に経常利益100億円、中期計画発表

 準大手スーパーのフジ(松山市)は2017年度(18年2月期)までの3ヵ年で経常利益を100億円に伸ばすことを目標とする中期経営計画を明らかにした。

 地盤の中四国エリアでのドミナントをさらに強化して収益力を高める。同社の14年度の経常利益は59億5500万円で、中計の目標数値はこれに対して67.9%増となる。

 売上高に当たる営業収益は3260億円(14年度比4.5%増)、営業利益は93億円(74.9%増)を目指す。

 出店は松山および広島の両都市圏を重点エリアとし、広島県内や四国の県庁所在地への店舗新設も検討する。出店形態としては食品スーパー(SM)もしくはSMを核店舗とする近隣型ショッピングセンターを基本とし、売り場面積300坪(1000平方メートル)以下の小型SMの事業モデルを確立することで、高密度な出店を実現させる。