食品スーパー大手のいなげや（東京都立川市）は7月27日、山手線内側では2号店となる「いなげや飯田橋店」（東京都新宿区）をオープンする。
ホテルなどの複合施設「飯田橋ガーデン」の1階にテナントとして出店する。売り場面積は985平方メートルで、年商は約15億円を見込む。
出店地はJR・地下鉄の飯田橋駅東口から約500メートルの場所で、マンションの「飯田橋ガーデンフラッツ」は8月から入居予定、ホテルの「ヴィアイン飯田橋後楽園」は9月に開業する。周辺住民は20代から40代が圧倒的に多く、単身比率が高い。
ヤングファミリー層や近隣ビジネス街のランチ需要を見込んで、米飯・おにぎり・麺類・サラダなどの商品を充実させるほか、管理栄養士が監修した「栄養バランス弁当」など健康に配慮した商品を販売する。店内ベーカリーでは60種類のパンを100円均一で販売、29席のイートイン（店内飲食）スペースも設ける。