【大塚家具】 2期ぶりの営業黒字見通し、15年12月期

2015/02/27 00:00
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 大塚家具は2月25日、2015年12月期の営業損益が1億1000万円の黒字(前期は4億200万円の赤字)になる見通しだと発表した。同社は13日の前期決算発表時点では今期業績予想を公表していなかった。予想通りなら2期ぶりの黒字転換となる。

 

 売上高は前期比0.1%減の554億円にとどまる見通しだが、前期に膨らんだ広告宣伝費を削減するなどして増益を図る。

 

 また、15年12月期の年間配当予想を前期の2倍の80円に上方修正した。従来予想は前期と同じ40円だった。

 

 中期経営計画では、「ビジネスモデルの変革」、「積極的な株主還元」、「開かれたガバナンス」を基本方針とし、ホテルや高齢者住宅など法人向け事業の強化、北海道、千葉県、大阪・梅田地区など商圏人口規模がありながら未出店の地域での大型店出店などにより、17年12月期で売上高594億円、営業利益19億円の達成を目指す。

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