アルビス、JA福井市からの店舗事業譲り受けが白紙に

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 北陸が地盤の食品スーパー、アルビス(富山県射水市)は1月24日、福井市農業協同組合(JA福井市)との業務提携及び店舗事業譲渡に関する基本合意がJA福井市側の意向で解除されたと発表した。

 アルビスとJA福井市は2014年12月12日、福井市内でJA福井市が運営する「Aコープ」3店舗をアルビスが譲り受け、JA福井市が農産物をアルビスに供給することで基本合意していた。

 両者は2月27日の正式契約に向け協議を行っていたが、JA福井市が1月23日に開催した経営管理委員会で基本合意事項について合意形成に至らず、アルビスに対して基本合意を解除する旨、通知があった。

 アルビスは富山県(34店舗)と石川県(19店舗)に比べて福井県は3店舗と手薄なため、買収によって事業基盤を強化する予定だった。

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