イオンは11月10日、国際産業別労組(GUF)の一つであるUNIグローバルユニオン(本部スイス・ニヨン)およびUAゼンセン、イオングループ労働組合連合会の3者と労働、人権、環境に関する「グローバル枠組み協定」を結んだ。
同協定はグローバルに事業展開する企業とGUFとの間で締結するもので、国際労働機関(ILO)の中核労働基準である団結権・団体交渉権、差別の禁止、児童労働の禁止など8条約の受け入れや適切な労働条件、労働環境の順守などが基本項目となっている。
イオンは現在、グループ約300社が日本を含む13ヵ国で事業を行っており、グループの共通戦略の一つとして「アジアシフト」を掲げ、中国や東南アジアで事業を拡大している。進出先の各国で良好な労使関係を築くために、今回の協定を生かしていく。