レシピサイト運営大手のクックパッドは食品スーパーなどが店舗ごとに目玉商品の情報を発信できる「特売情報」で2015年3月から月額有料サービスを始める。
商品の特売だけでなくキャンペーン情報などを「クックパッド」上で告知できるようにする。また、「特売情報」専用の商品計画データや販売促進ツールなどを利用できるようにするほか、クックパッドの約5000万ユーザーの利用履歴や185万種類のレシピなどビッグデータを基にした情報を小売業側に提供する。
「特売情報」は利用者が郵便番号などを入力すると近隣店舗の特売商品がわかるサービスで、その商品を使ったレシピも併せて検索できる。クックパッドのユーザーのうち250万人以上が利用登録しており、小売業側では約7000店舗(10月末現在)が参加している。
新たに始める有料サービスについては、すでにダイエー子会社のビッグ・エー185店舗が利用を決めているという。