ミニストップは6月23日、カザフスタンから撤退すると発表した。同国では合弁会社を通じて7店舗を展開しているが、39%の出資分を合弁相手である現地企業にすべて売却する。売却は7月末の予定。
現地通貨の切り下げなど外部環境の変化に伴って、合弁相手が本業に経営資源を集中する意向を示したのが要因という。
ミニストップは現地で広告・小売・不動産事業を行うRTS社と合弁で、2012年3月に現地法人を設立、13年1月に1号店を出店した。合弁会社には物流大手のセンコーも10%を出資しているが、持ち分を売却することで同意している。