イオンモールは6月28日、同社にとってカンボジアで1号店となる大型ショッピングセンター(SC)「イオンモールプノンペン」をオープンする。同国で最大規模のSCで、6月30日に開催するオープニングイベントにはフン・セン首相も出席する予定。
同SCは首都プノンペンの中心地に出店し、敷地面積は約6万8000平方メートル。建物は4階建てで約6万6000平方メートルの総賃貸面積を持つ。総合スーパーの「イオン」を核店舗とし、国内最大規模の複合映画館やスケートリンクを備える。テナントとして入居する専門店は約190店舗で、そのうち107店舗がカンボジア初、49店舗が日本企業となる。
バイク置き場と歩道の屋根の計1680平方メートルに最大出力合計約225キロワットの太陽光発電設備を設置、SC内の照明やエアコンに利用する。この発電設備はシャープが受注した。
イオンモールは今年度、ベトナム3号店とインドネシア1号店を出店する計画で、ASEAN地域では2015年度にも3店舗、16年度は4店舗のSCを出店する予定だ。