イオンモールは4月25日、中国の江蘇省蘇州市に大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール蘇州呉中」を開業した。
同社としては中国で5店目のSCとなるが、これまでの4店舗は北京市や天津市など北部に集中しており、東部の江蘇省では初の出店。敷地面積は約11万4000平方メートルで、建物は地上3階・地下1階建て、総賃貸面積は約7万5000平方メートルと中国ではこれまでで最大規模となっている。
総合スーパー「イオン」を核店舗として、専門店や飲食店、映画館など約190店舗のテナントが入る。自動車で20分圏内に住む約300万人を基本商圏と想定する。
イオンモールは2014年度中に南部の広東省にも初出店するなど中国で4つのSCの新設を計画。15年度は5店舗、16年度は6店舗とSCの出店を加速させていく予定だ。