Jフロント、3~11月期の営業利益は63%増の252億円

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 J.フロントリテイリングが発表した2013年3~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比10.1%増の8310億円、営業利益が63.3%増の252億円だった。大都市部の店舗を中心に高額商材の販売が伸びて主力の百貨店事業が好調だったほか、昨年8月に子会社化したパルコが連結業績に寄与した。

 4月にスーパーマーケット事業のピーコックストアをイオンに売却、特別利益が発生したことで純利益は約3.6倍の233億円となった。

 百貨店事業は売上高が2.6%増の5502億円、営業利益が37.4%増の114億円だった。上期に食品フロアを改装した松坂屋名古屋店など基幹店が好調に推移した。松坂屋銀座店は建て替えのため6月末で営業を終了した。

 子会社パルコの売上高は0.1%増の1940億円、営業利益は18.5%増の86億円だった。

 J.フロントの14年2月期通期の業績見通しは、売上高が6.2%増の1兆1600億円、営業利益が37.7%増の425億円となっている。

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