【ダイエー】 上半期は41億円の営業赤字、値下げで採算悪化
ダイエーは9月25日、2014年2月期上半期(13年3~8月)の連結営業損益が41億の赤字(前年同期は15億円の赤字)となったと発表した。
売上高に当たる営業収益は前年同期比2.7%減の4090億円とほぼ予想通りに推移したものの、昨年から続けている商品の大量値下げで粗利額が減少、衣料品の売上げが伸び悩んだこともあって採算が悪化、10億円の営業赤字としていた従来予想を大きく下回った。
また、老朽化店舗の建て替えを決定したことなどから減損損失や店舗閉鎖に伴う引当金として約93億円の特別損失を計上、最終損益は145億円の赤字(前年同期は27億円の赤字)となりそうだ。
ただ、14年2月期通期では営業損益が10億円の黒字(前期は26億円の赤字)とする従来予想を据え置いた。