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【Jフロント】 松坂屋銀座店を来年6月末で閉鎖、跡地に複合ビル

 J.フロントリテイリングは12月25日、傘下の大丸松坂屋百貨店が松坂屋銀座店(東京・中央区)を2013年6月30日に閉鎖すると発表した。

 12日に銀座6丁目10地区市街地再開発組合が設立され、松坂屋銀座店を含む周辺地域の再開発が決まったため。再開発により、約5万平方メートルの商業施設とオフィスビルなどが一体となった複合ビルに生まれ変わる。

 松坂屋銀座店は1924年12月の開業で、売り場面積は約2万3300平方メートル、12年2月期の売上高は102億円だった。

 なお、同日発表したJ.フロントの12年3~11月期連結決算は、売上高が前年同期比11.3%増の7549億円、営業利益が51.2%増の154億円だった。

 スーパーマーケット事業は赤字だったが、大丸東京店の増床効果などで百貨店事業が大幅増益となったことに加え、8月末に連結子会社化したパルコが収益貢献した。