【いなげや】上半期の営業利益は29%減の10億円、従来予想を下回る
首都圏が地盤の食品スーパー、いなげや(東京都立川市)の2012年4~9月期の連結営業利益は前年同期比29.0%減の10億円となり、従来予想を2億円下回った。
売上高に当たる営業収益が2.0%減の1081億円と従来予想を43億円下回るなど、販売が低迷した。既存店売上高は当初予想を下回る4.7%減だった。客単価は0.5%減にとどまったが、競争激化などから客数が4.3%落ち込んだ。
当初計画より販売管理費を抑えたものの、価格競争の影響などから粗利益高が減少、減益につながった。純利益は前年同期より22.4%増えて1億8000万円となったが、従来予想からは半減した。
13年3月期通期の業績予想に変更はなく、営業収益が1.2%増の2217億円、営業利益が1.7%増の40億円と増収増益を見込む。