【イオン子会社】イオンモールは2.7%、イオンクレは26.4%の営業増益
イオンのディベロッパー子会社イオンモールとクレジットカード子会社イオンクレジットサービスの2012年3~8月期連結業績は共に営業増益となった。
イオンモールは4月に「イオンモール福津」(福岡県)を開業、6月にはプロパティ・マネジメント(施設管理)を受託した「ソヨカふじみ野」(埼玉県)がオープンして、売上高に当たる営業収益が前年同月比6.1%増の770億円、営業利益が2.7%増の189億円となった。13年2月期通期での営業利益は従来予想通り435億円(7.0%増)を見込む。
一方、イオンクレはクレジットカード会員の増加や国内外における提携企業の増加でカードショッピング取扱高が順調に拡大、営業収益は8.1%増の882億円、営業利益は26.4%増の129億円となった。9月から中国・天津市で事業を開始するなど、海外事業の拡大も全体の収益を押し上げた。13年2月期通期では17.4%増の285億円の営業利益を見込む。
小売事業を取り巻く環境が厳しさを増す中、イオンモールとイオンクレがグループ全体の利益に占める比率が高まりそうだ。