イオン・グループ社長人事、イオントップバリュはイオン九州常務の仲矢氏など
イオンは4月12日、グループ会社の社長人事を発表した。ドラッグストアのタキヤ(兵庫県尼崎市)ではイオン出身の石井和正氏(61歳)が社長に就く。石井氏は海外畑が長く、1993年にジャスコストアーズ香港(現イオンストアーズ香港)の営業本部長に就任した後、広東ジャスコ総経理、イオン中国副代表兼北京イオン総経理などを経て、昨年3月からタキヤの顧問に就いていた。
プライベートブランド開発のイオントップバリュ(千葉市)はイオン九州常務取締役の仲矢長蔵氏(56歳)が新社長に就任する。仲矢氏は1979年に大分ジャスコに入社、2003年に九州ジャスコ(現イオン九州)のSSM商品部長、05年に食品商品部長などを経て、06年に取締役、09年5月から商品担当の常務取締役となっている。
そのほか、農業事業会社のイオンアグリ創造(千葉市)はマックスバリュ西日本の農産商品部長などを務めた福永庸明氏(42歳)、店内ベーカリー運営のイオンベーカリー(大阪市)では扇屋ジャスコ出身でジャスコ扶桑店長などを務めた村上仲男氏(54歳)がそれぞれ社長に就任する。いずれも4月または5月の株主総会後の就任となる。