ドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスと同2位のサンドラッグが発表した2011年4~12月期連結決算は、共に2ケタ増益と好調だった。
マツキヨは10月と12月を除き既存店売上高が前年実績を下回ったものの、グループ全体で68店舗を新規出店した効果で売上高は1.3%増の3265億円。経費削減効果が出て営業利益は24.3%増の132億円と大きく伸びた。
一方、サンドラッグは既存店売上高が前年比プラスだったうえ、35店舗の新設効果で売上高は7.7%増えて2922億円となり、営業利益は14.7%増の163億円とマツキヨを上回った。
12年3月期通期ではマツキヨが売上高4500億円(5.1%増)、営業利益166億円(7.2%増)、サンドラッグが売上高3900億円(8.1%増)、営業利益212億円(10.4%増)を見込んでいる。