【ヤマザワ】通期で過去最高益が確実に、4~12月期は営業益1.5倍
山形県と宮城県が地盤の食品スーパー、ヤマザワ(山形市)が2012年3月期決算で過去最高益を達成するのが確実な状況となった。東日本大震災の発生後、一時は6店舗の営業休止を余儀なくされたものの、早期に営業を再開。復興需要を取り込んで売上げを伸ばしている。
既存店売上高は上期(4~9月)が前年同期比9.6%の大幅増、10月以降も8~9%台の高い伸び率を維持している。
同社が発表した11年4~12月期の連結業績は、売上高が11.0%増の766億円、営業利益が55.2%増の28億円だった。12年3月期通期では売上高1000億円(9.9%増)、営業利益34億円(33.3%増)を見込んでいる。