福島県いわき市は12月22日、小名浜港周辺で進める再開発の協力事業者にイオンモールを選んだと発表した。イオンモールが提案した事業計画では、総合スーパーやシネマコンプレックス(複合映画館)、大型専門店などを集めた4階建ての大型商業施設を建設する。開業は2015年度を目指す
再開発の中心となるのは福島臨海鉄道の貨物ターミナル約4.8ヘクタールで、その周辺を含む約12ヘクタールの区画整理をいわき市が進める。このうち約6ヘクタールで交通ターミナルや公共施設、商業施設を一体的に整備する計画。
イオンモールの提案では、商業施設の2階部分と観光名所となっている水族館「アクアマリンふくしま」を歩行者デッキで結び、周辺区域には遊歩道やスケートボード場、多目的ホールを設置するなどして回遊性を高める。