【トライアル】大分・九重で温泉リゾート施設、8月に旅館開業

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 ディスカウントストアのトライアルカンパニー(福岡市)は大分県九重町で2つの温泉旅館を開業する。同社が阿蘇くじゅう国立公園内の社有地で開発を進めている温泉リゾート施設「トライアル長者原温泉郷」の第一期としてオープンするもので、素泊まりで一人一泊1980円からの低価格旅館と一人一泊10万円の部屋もある高級旅館の2施設を8月3日にオープンする。

 トライアルは同地に約20万平方メートルの敷地を所有しており、2014年秋までに大会議施設やホテルなどを順次開業していく。

 トライアルの売上高は2096億円(10年3月期)。350ミリリットル入りで29円のコーラなど低価格のプライベートブランド商品を武器に成長を続けている。1980年代末のバブル期までは小売業がホテルやリゾート施設を開発する例はあったが、近年ではめずらしい。

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