イオンモールは3月9日、名古屋市南区に「イオンモール新瑞橋」をオープンする。住友電気工業の工場跡地に2005年から開発着手してきた大型ショッピングセンター(SC)で、敷地面積は5万3000平方メートル、店舗面積は2万4000平方メートル。名古屋市内初出店となる総合スーパーの「サティ」が核店舗となり、ユニクロ、無印良品など約130のテナントが出店する。
出店地は地下鉄桜通線・名城線の「新瑞橋駅」、名鉄名古屋本線の「呼続駅」からいずれも300~400メートルと近く、幹線道路にもつながっている交通アクセスのいい住宅地。隣接地には230戸の大型マンションも開発され、3月から入居が始まる。このため、マンションに近い敷地の一部、約1300平方メートルを公園として整備したり、SCの外周道路を拡幅して歩道を新設したりするなど、周辺環境に配慮。また、SC内には展示会やコンサートに使える「イオンホール」、大きな吹き抜けがある催事広場などを設け、コミュニティ機能として提供する。