サッポロドラッグストアー(札幌市)の2010年度上期(4~9月)の連結業績は売上高が前年同期比2.5%増の214億円、営業利益が4.3%増の5億円と増収増益だった。昨年のインフルエンザ特需の反動はあったものの、夏場の猛暑効果で飲料などの売上げが伸びたことから業績予想を上回る結果となった。
期間中に都市型ドラッグストア1店舗と郊外型ドラッグストア1店舗を開設する一方、3店舗を閉鎖した。この結果、上期末での店舗数はドラッグストア117店舗、調剤薬局11店舗の計128店舗となった。
下期は店舗運営のローコスト化を進めるために自動発注システムを稼働させる予定で、上期中に運用実験を行った。
上期の決算が好調だったことを受け、通期の業績予想については売上高を約5億円、営業利益を8000万円ほど上方修正した。今期から決算期を3月から2月に変更するため前期との比較はできないが、11年2月期の売上高は369億円、営業利益は7億円、純利益は3億円を見込んでいる。