【マツキヨ】関西地盤のキリン堂とPB共同開発、相互供給も
ドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスは3月14日、関西が地盤のキリン堂(大阪市)とプライベートブランド(PB)の共同開発を行うことで合意した。両社が独自に展開しているPBの相互供給も行う。
キリン堂の連結売上高は2011年2月期で1060億円の見込み。両社の売上高を合わせると約5400億円となり、ドラッグストア業界では圧倒的な規模となる。また、首都圏に強いマツキヨと関西地盤のキリン堂では店舗の重複が少なく、販売エリアの相互補完性が高い。こうしたことから、PBの共同開発・相互供給で相乗効果が発揮できると判断した。
両社は商品の仕入れ・販売や出店に関する情報交換も行うとしており、将来的にはより広範な業務提携や資本提携に発展する可能性もある。