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【アオキスーパー】営業利益は6割減の5億円に、3~11月期

 愛知県が地盤のアオキスーパー(名古屋市)が発表した2010年3~11月期連結決算は、営業利益が前年同期比59.3%減の5億円に落ち込んだ。競合店対策のために月に1度の日曜朝市や週に1度の100円均一などを実施したが、既存店の落ち込みが大きく売上高は2.2%減の633億円にとどまった。また、不動産賃貸収入が減少したことも営業減益につながった。

 同社は3~8月期の既存店売上高が6%減と苦戦し、8月末には通期の連結業績予想を下方修正したが、その後も販売不振の流れが変わらなかった。新規出店は10月の「名東よもぎ台店」(名古屋市)の1店のみにとどまり、期末店舗数は46店舗となった。

 11年2月期通期では営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前期比1.9%減の877億円、営業利益が56.2%減の8億円、純利益は65.1%減の3億円を見込んでいる。