【米ホールフーズ】全店舗の電力消費量を25%削減、15年までに
米自然食品スーパー最大手のホールフーズ・マーケットは4月20日、全店舗の単位面積当たりの電力消費量と温室効果ガス排出量を2015年までに25%削減すると発表した。店内照明や冷蔵機器を最新鋭の省エネタイプのものに入れ換えると同時に、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの利用を増やす。店舗での電力消費は過去2年で200万キロワット時近く削減したが、最新鋭の店舗では従来店舗に比べ電力消費を35~45%削減できているという。
同社は先ごろ、カリフォルニア州サンノゼの店舗で消費電力の90%を賄う燃料電池発電システムを導入した。燃料電池を導入した店舗は同社では3店舗目となる。
また、物流センターでも配送用トラックの3分の1が燃料にバイオディーゼルを使用するなどして、化石燃料の消費を減らしている。