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フジ、2010年3~8月期の既存店は3%減、営業利益は10億円確保

 中四国地方の瀬戸内側が地盤のフジが発表した2010年3~8月期の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比1.7%減の1514億円、営業利益が17.4%増の10億円だった。

 店舗については食品スーパー1店舗を新設、1店舗を移転オープンするとともに、広島市内の1店舗をディスカウント業態「ZY東雲店」として改装オープン。一方、カジュアル衣料品店を1店舗閉鎖した。また、ショッピングセンターの「フジグラン広島」は来年秋の移転開業(店舗面積2万5000平方メートル)に向けて5月から仮設店での営業に移った。

 単体の既存店売上高は3.0%減だった。客数が0.4%減少すると同時に客単価も2.0%減の1858円に下がった。

 11年2月期通期の連結業績は、営業収益2967億円(前期比1.9%減)、営業利益23億円(8.0%減)、純利益8億円(12.7%減)の減収減益となる見通し。